晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

折れ線書きながら

折れ線書きながら、猫さんおススメのYouTubeで今日は
” 内田樹「街場の憂国論」グローバル企業にとって国民国家は邪魔者 ”
を聞いていた。日本列島から出られる人のほうが社会階層上、上位だそうだ。日本列島が無くなっても別に支障がない人たち機動性の高い人たちが 社会構造でいう最上位。かたや日本列島から出られない人たち、日本の風土に根をおろしてしまった人たちは、機動性を基準にした社会階層の中では最下層に位置づけられる。とのこと。この先、日本の官民挙げて製造業の国内回帰を目指して、高すぎる人件費をいかにして下げようか画策しているそうで、ドメスティックにしか生きていけない人にはこの先さらに厳しい現実が待っているようである。

昨日、サッカースタジアムへ行ったついでに隣の図書館で「逃走論」を借りてきて、読み始めた。たまたま猫さんの書かれたタイミングとシンクロしていて面白いと思ったが、自分は明らかにスキゾ型。内田さんのお話を聞いて思ったのは、自分はだから何でもかんでも海外へ行けというつもりはないが、難局に直面した時に選択肢を多く持っているほうが優位なのは言うまでもないことなので、”住む文明”から”逃げる文明”への大転換が進行しつつある今、留まっていないでこの流れを大いに楽しむべきだと。そのほうがきっと楽しいから!