晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

アメリカの大学のコストパフォーマンス

ネットを見ていたら息子の行っていた大学・学科卒業生の進路と初任給が載っていた。

170名の学部生のうち138名が就職していて、マスター・ドクターに進んでいるものは2割弱と意外と少ない印象だった。

就職先は、メジャーなグーグル、フェイスブックマイクロソフト、アマゾンに約半数の卒業生が就職していた。

学部卒の初任給年棒は、平均値で$111,630中心値で$111,000と日本と比べると嘘だろうと思えるくらいの金額。これにはボーナスやストックオプションは含まれていない。

ただし、学費も嘘だろうと思える金額になっている。学費と寮費や保険を入れて年額でおよそ$66,000。4年ではない、年額だ。学部を卒業するのにこれを4倍すると日本円でおよそ3,000万円。医学部ではない理系の学科でこの価格だ。これこそ高度資本主義社会の縮図の感である。
まあ、異常な学費も高給取れれば数年で元が取れるので、コストパフォーマンスを考えると過労死しそうな(一部は無給で働かされる)日本の医学部からお医者様コースより良いのではないだろうか。