晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

支出のコントロール3(教育費)

財産形成に向けた支出のコントロール
の3つ目は教育費について。
お子さんのいない方には関係ない話だが悪しからず。

いま日本は高校まで教育の無償化になっている。
財務省のHPで調べると、
1年間で一人あたりの子どもに使われる税金の金額を紹介すると…
小学生は一人当たり約84万8000円、中学生では一人当たり約97万9000円、高校生(全日制)では一人当たり約91万3000円が使われています。
との事だ。
高校卒業までに1075万円の税金が使われている。

公立だろうが私立だろうが
1人あたりに計算するとこの値と言うこと。
つまり実際には現実的な想定として
私学に行って塾にも通った場合、
税金からの上記の支給に加えて私学の学費と塾代と言った
三重の教育費を払っていることになる。
財産形成上、大変大きな負債である。

先に謝っておくが
教育費に関しては個別の事情が大きいので
汎用性のある経験を持ち合わせていない。
申し訳ない。
特殊例として読んでいただければと思う。

うちの場合で言うと
まずはじめに自分の子供時代の経験から
私は塾が大嫌いで子供には絶対に塾に
行かせたくないと考えていた。
子供のほうも塾に行きたいと言ってこなかったので
子供2人とも塾とは一切無縁の人生だった。
支出面では塾代をいっさい払っていない
(通信教育もやったことがない)ということで
お金はセーブ出来た。

学費のほうは、
海外赴任が多かったという特殊事情で
アメリカ時代は月ー金は現地の公立小中学校
土曜日は日本人学校補習校に終日で
日本人学校の学費は会社がカバーしてくれた。

台湾の時はアメリカンスクールであったが
息子が日本の高校1年に入ってすぐの夏休みに
転校だったので、現地の人事の人が
本社と掛け合ってくれて
日本の高校無償化にならって
アメリカンスクールの学費を会社に出してもらった。

ということで、
長男が高校を出るまでは教育に関する出費は
ほぼ無く資産の原資形成に大きく貢献した。

しかし子供2人とも大学はアメリカに
留学したいということで、ここで形勢大逆転。
結局中古の家2軒位買える出費となってしまい
トータルの支出では普通の人には負けているだろう。

ただ、支出の順番が良かった。
人生の前半にお金をKeep出来たので
そのお金で投資して資産を形成できたので
留学費もニコニコ現金払いである。

支出の順番が大事であることを学んだ。