晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

顔と心、身体と精神

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図書館散歩、本日の収穫

口呼吸は片噛みの癖を連動します。片噛みでは、噛む側が縮んで引き締まり、使わない側がたるみます。鶏でいえば地鶏顔(ひきしまっている)とブロイラー顔(たるんでいる)の関係と言えるでしょう。この筋肉の偏りで頚椎と胸椎も側弯します。片噛みは寝相の癖を連鎖します。噛む側を下にする横向きかうつ伏せ寝が一般的であり、この寝相で歯列が強烈に歪み、背骨も曲がってしまいます。この寝相だと下側になった鼻腔は、静脈のうっ血のため、かならず塞がり、自然と口呼吸となります。つまり、連鎖が振出しに戻るのです。こうして、三十年、四十年ゆるんだ顔で口呼吸し、片噛みを続け、だらしなく寝ていると身も心も崩れて、よれよれのエビおばさん、エビおじさんになります。そうすると必ず重症の免疫症を発症します。骨の髄に免疫システムを担う赤血球・白血球の造血器官があり、口呼吸習慣で入ってくるばい菌で変形している骨の髄が不顕性の感染を起こして免疫病が発病するのです。左右差、つまり変形は顔から全身の骨格のゆがみにまで影響します。

「内臓が生みだす心」より

上記以外にも健康を害するものとして、骨休め不足、冷たいもの中毒、噛まない雑な食べ方を挙げられていた。今日読み終えて図書館に返却、興味深い本であった。