晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

支出のコントロール2

支出のコントロールの2つ目は生命保険。

自分は若い頃生命保険には全く入っていなかった。
死んでも誰にも迷惑かからないし
まあ死なないだろうし
人生勝負だ!なんて嘘ぶってみたりで
保険にお金支払うくらいならと
せっせと貯金した。

今回死亡率なるのもを調べてみた。
20代男性で0.6%、30代でも0.8%。
まあ、あながち勝手な思い込みは
間違っていなかったみたいだ。

あと生命保険に懐疑的だったのは
親の世代を見ていたからである。
長年コツコツと支払ってきた終身の保険金も
インフレのため、満期でお祝い金を頂く時には
スズメの涙の状況。
これを見てダメだと思ったのもあった。

30代の後半、子供たちもそこそこ大きくなってきた時
会社の掛け捨ての団体契約保険に入った。
Maxの4000万円の保証で、
確か年間の支払いが7-8万円だった。
年末にはその内の半額くらいが余剰金で戻ってきた。
つまり実質の保険料は年間3-4万円。
一応必要な時には対策はしていた。

これも大家さんを始めてマンションを1棟買って
ローンに団信が付いてきたので会社のほうの保険はやめた。
投資物件の団信はお勧めである。
死亡時に物件の借金は保険でチャラになるので
あとに残されたものに家賃収入を残せる。
とても安心である。

現状は今年のはじめにマンションも売ってしまったので
無保険の状態に戻ってしまった。
まあ、たっぷり資産はできたので
死んだ時、半分税金で持っていかれても
何とかなるであろうから保険はもう入らない考えでいる。

と言うことで、人生でトータル支払った生命保険関連は
多分40万円以下だろう。
ここでも無駄な出費で生涯で数千万円に達すると思われる
保険会社の高給取りのエサ代を支払わずに済んだ。

勝負事は人生を含めてなんでもそうだが
損益を確定してはじめて勝敗が決まる。


生命保険料控除と言った政府と業界ぐるみ
のニンジンに騙されるな。
微々たる節税効果と保険料支払いの比率を一度計算してみてくれ。

銀行のローン控除もそうだが
どうも業界は政府とグルになってニンジンをつるして
一般庶民をだまそうとしている。

政府と業界に騙されないように
支出のコントロールをお勧めする。