晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

国民健康保険の請求税額について役場で聞いてきた

先日アップした記事、国民年金が全額免除なのに国民健康保険の請求税額が高い件について、旅行中に届いて受け取れなかった新しい保険証を貰うついでに役場で詳細を聞いてきた。

結論を先に言うと、税額の計算が国庫の所得税や住民税と違うため控除金額が所得税・住民税より少なくなるので最終的な所得が発生してしまっていることが分かった。

今回の確定申告は配当等の収入以外はなかったので、基礎控除社会保険費控除等の税額控除で配当収入が相殺され、配当にかかっていた税金が還付されると喜んで総合課税で申告をした。その結果、所得税と住民税は先に払っていた配当の源泉徴収部分が還付されて喜んでいたが、健康保険税の落とし穴は全く見逃していた。

健康保険税の税額控除はナント保険税基礎控除の330,000円しかないのだ。悔しいので今後の皆さんの参考になればと思い、具体的な詳細を残したいと思う。

今回の配当等の収入:1,854,401円

1.医療分

 1)所得;(総所得金額1,854,401円ー保険税基礎控除330,000円) x 5.5% = 83,842円

 2)均等;国保加入者数 3人 x 1人当たりの金額 22,700円 = 68,100円

 3)平等;1世帯当たり = 21,200円

 合計 173,100円(100円以下切り捨て)

2.支援分

 1)所得;(総所得金額1,854,401円ー保険税基礎控除330,000円) x 1.65% = 25,152円

 2)均等;国保加入者数 3人 x 1人当たりの金額 7,300円 = 21,900円

 3)平等;1世帯当たり = 10,100円

 合計 57,100円(100円以下切り捨て)

3.介護分

 1)所得;(総所得金額1,854,401円ー保険税基礎控除330,000円) x 1.75% = 26,677円

 2)均等;国保加入者数 2人(40-64歳) x 1人当たりの金額 9,500円 = 19,000円

 3)平等;1世帯当たり = 9,500円

 合計 55,100円(100円以下切り捨て)

以上合計 285,300円

と言うことだった。詳細税額や率は各自治体によって違うかもしれないが、ご参考になれば幸いである。