晴耕雨読のリタイアしてみました

2017年、53歳の時に完全リタイア生活をスタートしました。

価値観と損得勘定

アメーバ分裂関連を上げようかと思っていたが、今日は別の話題を。
価値観と言うのは、その人の生きている世界に大きく影響を受けると思う。

自分はサラリーマンを30年、不動産事業を10年やってきた。前者と後者では価値観が全く違うし扱う金額も違ったので、会社の同僚とは全く話が合わなかった。
給料の倍以上の家賃収入があって、そこからローンの支払い。これだけでも月給くらいあった。固定資産税だけでも年間120万円だ。利回り15%越えの優良物件だったので、これだけ支払っても子供を留学させる余裕があった。台湾のアメリカンスクールアメリカの大学も親がサラリーマンで留学している子はいなかった。親はほぼ事業主か医者だ。

なにせアメリカの私立大だと年間700万円以上かかる。渡航費とかは別にだ。
学部を卒業するのに3,000万円。サラリーマンじゃあ払えないだろう。

大学は子供達が行きたいというからどうぞ勝手にと言うことで、親の意向では全くない。長男は入学手続きを全部自分でやってくれたので、らくちんで娘も同じで行けるかと思っていたら最後に大変な思いをした。長男はコンピューターサイエンスを専攻、就職はIT企業から引っ張りだこのようだ。完全に就職バブルだと言っていた。学卒の基本給が10万ドルを超えているのだから、日本でサラリーマンはあほらしくてやってられなくなってやめた。基本給以外に、ボーナスとストックオプションが付くと入社2年目で年収2,000万円超えである。損得勘定でいうと2年目で元が取れる。長男曰く、アメリカのコンピューターサイエンス専攻は超おススメだそうだ。
娘の専攻はマリンバイオ。もう聞くからに儲かりそうにない専攻である。損得勘定でいうとたぶん元は取れないだろう。まあ、元を取るために留学しているのなら大問題だが自分はそこは気にならないのでいいんじゃない。って思う。将来化けるとしたら娘のほうかもしれないが当たるも八卦である。この価値観、共有できる方は少ないだろうなあ。